あなたの左手、 私の右手。

先輩は私を家に残して、おばあちゃんの写真を確認するとすぐに探しに向かってくれた。

その大きな背中がいつもよりも大きくまぶしく見えて、私はまだおばあちゃんが見つかってもいないのに、涙が溢れそうになる。


私は家の電話と携帯電話を握り閉めながら、玄関に座りおばあちゃんを待った。



心当たりをもう一度考える。

おばあちゃんの好きな場所。

おばあちゃんの想いでの場所。

最近おばあちゃんはどこかへ行きたいと言ってた?

記憶を手繰り寄せていると、私の携帯電話が鳴った。