あなたの左手、 私の右手。

服を確認してから、洗濯機に洗剤を入れてまわし始めてから私はおばあちゃんの様子をみに、部屋へ向かった。

「おばあちゃん?」

おばあちゃんの部屋にいない。

すぐに玄関をみると、そこにはおばあちゃんの靴がちゃんときれいに並べて置いてある。
なのに、玄関の扉が開いていた。


急に震え始める足。
私は「おばあちゃんっ!」と大きな声を出しながら家の中を手当たり次第に探し始めた。

トイレ、浴室、リビング、庭・・・

家中を探しても見当たらないおばあちゃん。