私の朝は小鳥のさえずりではじまる_





ジリリリッジリリリッ




なんて、そんなわけもなくうるさく鳴り続けるアラームをとめる




「ふぁぁ…ねむ…」





私は雪崎華(ゆきさきはな)高校2年



自分で言うのもなんだが、ピチピチのJKだ





そんな私の朝は、制服に着替えて、洗面所で歯を磨き、
体育の時くらいにしかポニーテールにしない茶髪がかった髪をとかす





そして台所に立ち、6人分の朝ごはんと4人分のお弁当を作る






私の…私たちの両親は家にいない





別に育児を放棄してるわけではないし、亡くなったわけでもない






父は世界でもトップクラスの医者で、母は有名なデザイナーだ






必然と海外にいることのほうが多くなる






だから家の家事は兄弟で分担してる








まぁ、料理が壊滅的な父に似た兄と弟たちだから自然と私が料理担当になったのだが




あぁ、それともう一つあいつらは寝起きが悪い(こちらは母に似て)




まったく起きないのだ




料理担当になれば朝は早起きしなくてはならないわけで





私は寝起きがいいので(父に似て)それも1つの理由と言える









「よし、完成っと…」






はぁ、それじゃあ朝の戦争に向かうとしますかね