翔真と 付き合うようになって まもなく3ヵ月。
私達は 良い関係が 築けていると思う。
まだ 具体的なことは 何も 話さないけど。
これからも ずっと一緒にいたい…
私は 密かに そう思っていた。
翔真も 同じように 思っているなら。
すごく 嬉しい…
恋とか 愛とか…
私には よくわからないけど。
翔真との 良い関係が 続いて。
いつか 自然に 結婚できたら いいなぁ。
翔真との 穏やかで 寛いだ 生活が
私達の 日常になったら 幸せだと思う。
何十年も 一緒にいる人に
ドキドキなんか していられない。
信頼とか 安らぎを 感じられる人が
一番 大切だって やっと 気付いた私。
「私 翔真のお母さんと 仲良くできるかなぁ…」
「んっ? 無理に 仲良くしなくて いいよ? あず美は 俺とだけ 仲良くしていれば…ね?」
「……ん?」
「ううん…?」
少し 照れた 翔真の顔を じっと見つめて。
私も ちょっとだけ 頬を染めていた。
~end



