え…。なんて言った?

す…き…?

えぇぇーーー!!

バンッ

思わず机を叩いて立ち上がってしまった。

周りのクラスメイトが私に目線を向ける。

あ、やっちゃった…。

顔が熱くなるのを感じながら、静かに座る。

あー…恥ずかしい…。

え、でも待って、今隣の女の子達は好きって言ったよね…。

え、ってことは私は昇太くんのことす…き…ってこと!?

確かに、可愛いなとか、愛おしいなとかは思ってたけど…。それが、好きってことだったの?

やばい…。私だけじゃ混乱する…。

よし!由梨を招集して、聞いてもらおう。