!?!?

「え!昇太くん!?」

「こんにちわ、花織先輩。」

「なんでここにいるの?
学校の子達あんまりこっち来ないじゃん。」

びっくりしてしまったという勢いと、バレた事の焦りで喋りすぎてしまう。

「すみません…。学校の校門でルンルンな先輩見つけて、気になってついてきちゃいました!」

てへっ!じゃないよ〜〜!

でも、強くは怒れない可愛さ…。
ずるい…。

はぁ…。

「ごめんなさい…。」

昇太くんの頭に犬の耳が見える…。

めっちゃしゅんってしてるよ…。

「大丈夫だから、そんなしゅんってしないで?」

ぱぁ〜!

大丈夫って言った瞬間に、表情が明るくなった。