「さっきからずっとおんのに、全然気付かへんねんもん」
井川加奈子(イガワカナコ)が呆れ顔でオレの携帯を覗き込んでいた。
カナコはヤマジの彼女。
クラスは違うがヤマジに会うため、毎日のようにうちのクラスに顔を出している。
「で。それがケンジの天使ちゃん?」
からかうように言って、オレから携帯を奪う。
そして画面を見るなり吹き出した。
「プッ……。このケンジの顔ぶさいく―。超ウケるねんけど」
カナコはちょっとしたアイドル並みに可愛い顔立ちをしている。
だけど、この気の強さと口の悪さはどうにかならないものかといつも思う。
こいつと付き合えるのは、心の広いヤマジぐらいじゃないかとオレは思ってる。
まぁ、裏表の無い良いヤツなんだけどなぁ。
「いや。オレの顔はどうでもいいって。それより、彼女を見てくれ。めっちゃ可愛いやろ?」
初めての彼女を自慢したくてしょうがなかった。
オレ達は昨日、日曜日に初デートなるものをした。
その時二人で撮った写真を携帯の待ち受け画面に設定してあるのだ。
さっきからそこに写ったサユリを見てはため息をついてたってわけ。
「あれ? サユリやん」
カナコは目を丸くして驚いている。
「え? 知ってんの? サユリのこと」
井川加奈子(イガワカナコ)が呆れ顔でオレの携帯を覗き込んでいた。
カナコはヤマジの彼女。
クラスは違うがヤマジに会うため、毎日のようにうちのクラスに顔を出している。
「で。それがケンジの天使ちゃん?」
からかうように言って、オレから携帯を奪う。
そして画面を見るなり吹き出した。
「プッ……。このケンジの顔ぶさいく―。超ウケるねんけど」
カナコはちょっとしたアイドル並みに可愛い顔立ちをしている。
だけど、この気の強さと口の悪さはどうにかならないものかといつも思う。
こいつと付き合えるのは、心の広いヤマジぐらいじゃないかとオレは思ってる。
まぁ、裏表の無い良いヤツなんだけどなぁ。
「いや。オレの顔はどうでもいいって。それより、彼女を見てくれ。めっちゃ可愛いやろ?」
初めての彼女を自慢したくてしょうがなかった。
オレ達は昨日、日曜日に初デートなるものをした。
その時二人で撮った写真を携帯の待ち受け画面に設定してあるのだ。
さっきからそこに写ったサユリを見てはため息をついてたってわけ。
「あれ? サユリやん」
カナコは目を丸くして驚いている。
「え? 知ってんの? サユリのこと」


