それから現在に至るまで、一途な恋を貫いているんだ。
秋くんが中学生になってから更にモテだしたと噂を聞き、いても立ってもいられなくなった私は
小学6年の時に一度告白。
初めての告白だった為、緊張して声を震わせながら頑張った。
そんなわたしの頭を優しく触れて、笑顔を向けてくれた秋くん。
これはOKのサイン?
と喜んだのも束の間
「沙羅は妹だから...、ごめんね。」と
あっさり断られている。
ふられた日は落ち込んだけど、その日を境に妹から脱却する為に様々な努力をしてきた。
まず好き嫌いせずにバランスよく、苦手な野菜も沢山食べて、健康的な体に。
お風呂上がりは保湿を心がけ、全身プルプルつやつやのお肌に。
マッサージで、バストアップ、むくみ取りでメリハリのあるボディへ。
運動は最初は苦手だったけど、軽くランニングから始めて、早朝ランニングが日課になった。
まずは女として意識してもらえるように様々な努力をしてきた。