「ねぇ、ツギハギパークでさ、
やっぱりイルミネーションを見たい。
今度行きたいな…二月の末までは、
冬仕様なんだって。あの…ほら!!
自分の感情にも…嘘は良くない、
かなぁ…なんて思って…さ?」
蛍はふにゃっと笑って私の頭を撫でた。
私は驚いて目を瞬かせるばかりだった。
「初めて彼女からデートのお誘いに、
喜びを噛み締めておりました。」
「…は、恥ずかしい奴!!」
断られなくて良かった…。
そっか、私から何か誘ったのは、
これが初めてだったんだ…そりゃ、
蛍も愛されてるか不安になるよ!
私ってなんて馬鹿なんだろう…。
というか、なんて最低なんだろう。
「蛍…ツギハギ兎たちのぬいぐるみ、
お揃いで買おうよ…写真撮ろう?」
「あぁ、ぬいぐるみも冬仕様で、
新しいバージョンが出てるらしい。
この間、下調べしてて見かけた。」
風が吹き後れ毛がなびく…。
「さむっ…早く帰ろっか」
「…あぁ。」
どちらからともなく手を繋ぐ。
二人の温度が混ざりある…。
「下調べ、一緒にしよう?」
「賛成。」
クリスマスは寂しかったけれど、
今は年明け早々幸せだなぁ…。



