「…あ、あった!」
クリスマスのラッピング…。
ふふっ、これを今から渡すなんて。
なんか変な感じだなぁ…。
やっぱり蛍の部屋に一人で入室は、
ちょっと緊張しちゃうなぁ…。
『…ガチャッ』
「お待たせ、見つけたよ!」
蛍の手の中にもプレゼントが…って。
『…ん?』
二人して相手の手元のプレゼントに、
おや、それはまさか…という顔。
「じゃあ、交換しよっか?」
「…あぁ。」
この重量…手にして確信に変わる。
蛍の方もそうだったようだ…。
「なぁ、これって…」
「せーので中身を当てる?」
『…せーのっ、万年筆!!』
世の中には様々なものに溢れている。
…その中でピンポイントで被るか!?
しかも割とマイナーな万年筆が!?
『ふはッ…ふふっ…』
夜中の為、必死に声を押し殺して、
肩を震わせる二人…。
「開けていい?」
「あぁ、開けよう。」
『ブフゥッ!!!』
なんと色違いの万年筆だった。
ここまでの偶然がある!?
気が合い過ぎていて逆に怖い!
予想だにしない結果に二人は、
声を上げてはならない状況下で、
必死に笑いを堪えた…。



