水野くんとわたし




「同じクラスになって、席替えした時におれ筆箱忘れたじゃん?
その時シャーペンと消しゴム貸してくれたよね。」


「うん。困ってると思って。」


「しかも消しゴム半分に割ってくれて。
それから気になって、目で追うようになったんだよね。」


水野くんに見られてたなんて...!!
嬉しいけど、恥ずかしい。



「一回だけメガネ外した顔見たことあるんだよね。
目にゴミが入ったときかな?」


「うそ!見たの?!やだ!」


「見たよ!ってか敬語じゃなくなってるね。
その方が俺は嬉しいけど。」


本当だ。
素顔を見られた恥ずかしさで普通に話せてた。