「…っもう 昔から変わんねえな
分かったよ」


「やった!!」


こんなすぐ折れるとか俺も弱いな。


まあ桃が関わればそんなもんか、、





「ありがとうな
楽しみにしてる」

「よかっ…… え……?」


気付いたら俺の手は桃の頭の上に伸びていた。



何してんだろ、俺。

似合わなすぎだろ…


でも無性に触れたいと思ってしまったんだ。





ふと俺は桃の顔を見て驚いた。


「何赤くなってんだよ」

「え! い、いや別に…」


俺に頭を撫でられたからか顔が真っ赤になってる。



桃もこんな顔するんだな、


照れたとこ可愛すぎだろ…。




心の中ではこんな風に思ってんのに全然素直になれない俺。


…もっと喋り方どうにかできねえのかよ。



でも今はこれが精一杯。