5年越しでも俺の気持ちは変わらない




「……っ!」

「……」


目が合った!


って結構じろじろ見てたわけだし当たり前か、、



それにしてもなんの反応もないんだけど!

一言ぐらい何か言ってもいいんじゃない!?


倫也はすぐ目を逸らしたから、私がむすっとした顔をしてることすら気づいてないだろう。





でもほんとまさか同じクラスだとはね、、



昨日あそこにいたのは下見でもしてたのかな?


だから制服も違うところのままだったんだ。



色々と辻褄があっていく。






今日の私はあんまり行動する気になれなくて結局倫也と何も話せないまま時間が過ぎた…。








今日の昼休みはえりかとのんびり過ごした。



「いやーびっくりしたよ
まさか如月が戻ってくるなんてね」


話は転校してきた倫也のこと。


ここは一貫校だし、私たちは小学校からの仲で、クラスも同じだからえりかも倫也の事を知ってる。