もしこれを機にこの先仕事が増え続けたら、、
それは本当にすごく嬉しい事だけど、倫也と過ごす回数も減るのかと思うとやっぱり…
"コンコン"
「俺ー」
「あ、はーい」
そんなことを考えているといつのも時間に倫也が部屋を訪れた。
「…どうした?」
「え?」
「なんか落ち込んでるっぽいから」
ご飯を食べ始めてすぐ倫也にそう指摘された。
やっぱりそんな見て分かるくらい落ち込んでたのかな…
「実は… しばらくご飯一緒に食べれない」
「なんで?」
「ほらこの間のsilkコレクションあったでしょ?
それでお仕事が増えたから、学校も早退するし夜まで帰れないと思うの」
こればかりはいつ終わるか目処が立たない。
私の予定で振り回すことはしたくないし。
「そうか…」
「…ごめんね」
「なんで謝んだよ 俺の方が食べさせてもらってんのに」
