「いいよ全然
じゃあ放課後は難しいよね? いつにしよっかー」
「たしかに…」
もともと5限目にある物理の授業が仕事の都合で受けれないから勉強も頼むわけだし…。
撮影が何時に終わるかなんて今の段階じゃわかんないしなー。
夜に頼むのもなんか気が引けるし。
んー勉強教えてもらう時間…
「…あ、昼休みはどうかな?
それならギリギリ残っても大丈夫な日あるから」
もともと5限目の授業から早退するつもりだった私。
だから昼休みまで学校で過ごして、それから出ても支障はないと思う。
「わかった じゃあそうしよっか」
「ありがとう!」
「早速だけど明日はどうかな?」
「うん大丈夫!」
早川くんの方から最初の勉強を提案してくれたおかげですんなりと決まった。
「じゃあ昼休み図書室で」
手を振りながら早川くんは席へと戻って行った。
