再会して、うちでご飯を食べるようにもなって、
また前みたいに戻れると思ったのに。
めんどくさい奴って思われちゃったよね…
「別に迷惑とか思ってねぇよ」
倫也はぶっきらぼうにそう言った。
「ほんと…?」
「あぁ。ただ今後気をつけろよ?」
「うん、わかった」
倫也は私の目を見てそう言った。
俺はなんとも思ってないと安心させると共に、心配してくれてることも伝わった。
よかった、私が考えすぎてただけなんだ。
倫也はいつも正直だから不思議と私を安心させる言葉はすんなりと受け入れられた。
でも、倫也の言葉は気をつけろだけで終わらなかった。
「もし次あんな風に無防備になったら襲われるぞ」
「襲われる…?」
「いや…なんでもない」
襲われるってその…
そういうことだよね、?
いやないない! 私がその…そんな状況になるなんて考えられないし。
まず第一お酒に酔って無防備になっちゃったとしてもそこまで私もばかじゃないと思う。
