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「ようこそおいでくださいました
どうぞ楽しまれてください」
「ありがとうございます!」
「…」
大きな扉を抜けると案内人らしき男の人が歓迎の言葉をかけてくれた。
それにしても立派な会場…。
天井にはシャンデリア,床は大理石かなこれ
所々に置かれてる置物も高そう…
前回来たときは全然気づかなかったのに。
多分緊張のしすぎでゆっくり見れてないんだな。
「…すごいよね、ここ」
「だな」
だなって、
全然思ってないじゃん。笑
「ちょっと反応薄くない?」
「そうか?」
「緊張しないの?」
「そりゃしてる
パーティー自体来たことねぇからな」
「それにしてはすごい冷静に見えるよ」
パーティー嫌がったらどうしようとか思ったけどこの様子なら大丈夫そう?
まあ私が今回リラックスできてるのは、倫也が来てくれたおかげだな。
