君のスニーカー、雨の日でも白のエアフォースだったのも、
私がそれ好きって言ったからなんでしょ。
君のバイト先だってそう。駅前の回転寿司の厨房だったのも、
私の予備校と近い場所にあって、帰りの時間が合わせられるからだよね。
君のスマホのロック画面、Mを象った画像にしてるの、いまどき恋人のイニシャルなんて流行らないから、やめてよ。
君のことは何だって分かる。
だってずっと見ているんだから。
君が何も言わなくたって、何だって分かるんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…