次に目が覚めると朝だった。
昨日話を聞いたあと、夕食を食べて寝た…。
考えてると急に
「結衣花おはよう。昨日は一緒に居れなくてごめんね。大丈夫?結果はどうだったの!?」
矢継ぎ早に質問する裕貴の姿
「うん大丈夫だよ。結果も…」
言えなくて隠してしまった。いつかはバレる。でもその時までは隠すー…そう決めたの。
コンコンとノックをして入ってきたのは院長先生「おはよう。朝の回診だから、、、。君の主治医の先生は朝から手術になって代わりに。」
微笑みながら隣の椅子に座って話す
ある程度の診察が終わった後、先生は用事があるからと言って出て行った。
また二人きりの時間が流れる
その沈黙を破ったのは、裕貴だった
「僕、医大目指すことにしたよ。僕が医者になって結衣花の病気を治す」
微笑んでそう言う裕貴に罪悪感を覚える
「ありがとう、心強いね。でも無理しないで。」
「結衣花は、高校卒業したら進学?就職?」
「私…,進学かなあ。まだ全然わからないけど…」
私は高校卒業できないって言えば良かったのに…