暗い夜道に色とりどりの沢山のテールランプ 蛍の光の様に、ゆらゆらと左右に光が動き幻想的だ 今まで、私と凛は「危ないから」と言う理由で『集会』には参加していなかった 最初で最後の『集会』に私達は釘付けになっていた 街に近づくにつれて、歩道は噂を聞きつけたギャラリーで埋め尽くされていく 歓声が爆音に混じって聞こえてくる 不思議と気持ちが高揚していく