話し合いが終わったらしく陸斗達はこちらに向かって来た 「彩夢、凛。車に乗れ。俺達が迎えに来るまで車から決して降りるなよ?他県の奴らにもこの事は知れ渡っている。何があるか分からねぇからな。銀、頼んだぞ」 「はい。坊も気を付けて」 私達が車に乗り込むのを確認すると陸斗達は、それぞれバイクに跨(また)がり、エンジンをかける 輝真のバイクの後ろに乗った子が『支配者』の旗を持った 陸斗の合図で全てのバイクにエンジンがかかる