視線が集中した陸斗は目を瞑り、少し考える 「はぁ…いいだろう。先頭は俺。そして輝は旗持ち、彩夢と凛は銀の車に乗せて中央に置くから、テツとマッサーの隊はサイドを固めろ。ケツ持ちは、颯太と慎二の隊。車道の確保は、傘下のチームに振り分ける。それでいいか?」 「よっしゃ!それでいいぜ。凛ちゃん、俺の走り見ててね」 陸斗の言葉を聞いたテツは、目をキラキラさせて こちらを向いた いや…テツ そんな顔されても 可愛くないから 隣を見ると、頬を赤くしてニコニコした凛が頷いてた 「……」