暗闇の先に…(続)



裏門から外に出ると、感づいた他校の女子達が遠くから走って来るのが見えた



グィっと腕を引っ張られ走り出す



何で私まで……



「はぁッはぁッ  も…ッ無理」



ダッシュで裏道を走り続けて『Blue』の入り口で力尽きた



カランコロン



二人共、何でもないような顔で店内に入って行く



どうして…あの二人は疲れてないんだ……?



肩で息をしながら呼吸を整えながら立ち上がると、後ろから体を支えられた