「流石に家まで押し掛けてなかったな」 輝真が私の荷物をテーブルに置き、ソファに腰を下ろした 「あいつら、よく病院まで調べたもんだな。警察は彩夢の情報は伏せてた筈なんだが…流石と言うべきか」 陸斗は 私の隣に座ると、ため息をつきながらテレビをつける すると、中継だろうか…病院が映っている そして、病院から出た時に撮られたであろう画像が流れていた