「おい、輝!ここは任せたぞ。俺は先に彩夢を病院に連れて行く」 「おー。証拠は携帯でバッチリ撮ったからな。それに もうすぐ、マッサー達が警察 連れて来るから、説明は任せろ。コイツはもう終(しま)いだ」 陸斗は私を抱き上げて外へと連れ出し、バイクに乗せた 「クソッ車を出せばよかったな…」 そして、丁度エンジンがかかった時 ブォン… 1台の車が入って来た 「坊(ぼん)!彩夢さんをこちらに」 窓から顔を出したのは銀さんだった