暗闇の先に…(続)




私の返り血を浴びた彼の表情は、快楽を覚えた殺人鬼のように満面の笑みを浮かべていた




ーーー狂ってる




「や…やめ、てッ」




勢い任せに振り下ろされたナイフ



私は目を瞑った



ーーーもう…ダメだ




そう覚悟をした時、物凄い音が聞こえた