「私はね…2年前、ある出来事で陸斗に助けられたの。だから…今までもそうだったように、これからも陸斗以外の人は考えられない」 「何で、彩夢は僕の事 受け入れてくれないんだよ?!」 ギリリ… 歯ぎしりをしながら、携帯の向こうからギラついた目で私を見た 「く…日下部君だけじゃない、他の誰でもダメなの。陸斗しかダメなのッ」 言い終わった後、首筋に当たった切っ先が震え出した フーッフーッと肩で息をしながら、怒りを露わにし感情を爆発させた