その背中に手を置き、落ち着かせる




「迷惑かけて済まない。俺の責任だ…従業員は皆、無事か?怪我はないか?警察には連絡入れたのか?」




「玖賀様ッ………はい、皆…大丈夫です。警察には連絡を入れましたので、もうすぐ到着されるかと思います。でも、如月様は…ッ」



彩夢………



「兎に角、あんたは この事を親父達に知らせてくれ。俺は後を追う」



そう言い残しホテルを後にし、銀に頼んでビルまで送ってもらう



携帯を手に取り、輝に連絡を入れる




「輝、悪いが手伝ってくれ」