「あれ?テツ達、来てないの?」 慎二がマフラーを取りながら店内を見渡した 「いや、俺らだけだ」 マッサーと颯太は店内にある薪ストーブの前を陣取り暖を取っている 「アイツらの事だ。2人っきりになりたかったんじゃねぇの?」 「そー、そー。放っとけ。そのうち、来んだろ」 颯太が言った通り、テツと凛は遅れてやって来た その日は久し振りに皆が集まったから夜遅くまで騒いで楽しい時間を過ごした