暗闇の先に…(続)



私が こんな事を言うのが意外だったのか日下部君は目を見開いて呆然としていた



でも、その次の瞬間 日下部君の態度が一変した



顔つきも今までとは違う



ギリリ…



離れていても聞こえる程の歯ぎしり



握られた拳が震えている



目が血走っていて苛立っているのが分かった