暗闇の先に…(続)



「彩夢ちゃん、どうだった?」



「かなり解けたよ。これで点数良かったら留年せずに済むよね?」



「うん、そうだよ。結果ドキドキだね」



帰る準備をしながら話してると、日下部君が話しかけてきたから凛はビックリしている



「如月さん……ちょっといいかな」




あ…そう言えば話しがあるって言ってたっけ




「凛、皆と先に行ってて。私、後で来るからって伝えといてくれる?」



「え……うん、いいよ。じゃ、先に行ってるね」




スクールバッグを手に持ち、日下部君の後を付いて行く