日下部君は帰らないでいいのかな?なんて考えていると、ガラッと教室のドアが開いた 「いや〜、待たせて悪かったな。ん?日下部じゃないか。何だ?お前ら、仲良かったのか?」 「あ…そんなんじゃ「はい。今日、僕も一緒に補習を受けようかと思って」……え?」 私の言葉を遮って、日下部君は先生に笑顔で答えた 「おー、自主的か。偉いぞ、日下部!良かったな、如月。マンツーマンはツラいもんな」 「………」 いや、別にマンツーマンでもよかったんだけど…なんて この雰囲気じゃ言えない