18:00



ようやく補習授業が終わった


外に出ると11月って事もあって、既に暗かった



「如月、気を付けて帰れよー」



振り返ると廊下の窓から先生が手を振っている



「はーい。バイバイ先生。また明日」



中庭を横切って校門へと向かう途中、ゴミ置き場から声が聞こえた