暗闇の先に…(続)



男が私に触ろうした瞬間 その手を払い除けた




その時の男の顔が、何故か陸斗に見えた



確認しようと思ったけれど、息が出来なくて その場に蹲る



ーーーー陸斗 




朦朧(もうろう)とする意識の中で、その男は私を介抱してくれてるのがわかった



呼吸が楽になり、ゆっくり目を開くとベッドの上にいた