ベッドへ運び膝の上に乗せたまま体と髪の毛を丁寧に拭く 俺の胸に顔を埋め小さくなって泣いている彩夢を そっと抱きしめた 「大丈夫。彩夢、大丈夫だから」 小さい子供をあやすように 背中をポンポンとリズムよく叩く 落ち着きを取り戻した彩夢に服を着せ、ドライヤーで髪の毛を乾かす 寝る準備をさせ、ベッドに寝かせる ベッドの端に腰掛け寝付くまで側にいた