暗闇の先に…(続)



びっくりして振り返ると片手にスウェットを持った陸斗が立っていた



「ギャーー!!」



タオルで胸を隠し、スウェットを奪う


妖艶に笑った陸斗は出て行く気配がない




「着替え、手伝ってやろうか?」



「なっ!?だ、大丈夫!!早く出て行って!!」


「ッチ」


何故か舌打ちをし、不貞腐れながらドアを閉める陸斗を見送った




顔を真っ赤にして、素早く体を拭いてスウェットに着替えた