すると、お盆にお茶を乗せて陸の母ちゃんが入ってきた 「輝真、その後の話しは私がするわ」 陸が病院に運ばれた後の彩夢の事を教えてもらった 「次の日には姿がなかったって…一体何処に行ったんだよ!あのバカ!」 コップの中の氷がカランと涼し気な音をたてた 結局、何の手掛かりもないまま俺達は病院に足を運んだ