「今日は誰も客が来ないから、ゆっくり休んどけ。薬も打たない。……でも、お前が欲しいなら打ってやるよ?あれだけ打たれりゃ、中毒になってても不思議じゃねぇからな。我慢出来なくなったら言え。楽になるように、打ってやる」 『打ってやる?』何を言ってるの? 薬なんて、好き好んでしているワケじゃない、私から欲しがるはずないじゃない あなた達が一方的に無理矢理してくるくせに… ベッドに体を預けると、しばらく寝てないせいか自然と瞼が閉じていった 深い眠りにつくまで時間はかからなかった