4人のシェアハウス

「じゃ、一旦部屋に行こーか♪」











「え…本当にだいじょ「いいから~お話しよ♪」







「はい…」







ガチャッ







「三玲ちゃん?ここに座れるかな、ちょっと診察させて」










「……」






診察なんてしてほしくない
やりたくない…怖いし…弱くてあきれられる…



うつむいていると叶斗さんが私のところに来て私の顔を覗き込んできた






「やだよね、でも診察しないと今の体の状態しれないからさせて欲しいな、怖くないし痛くないから大丈夫だよ♪」








そういわれて空いているベッドに座らされた
そして、叶斗さんは聴診器をもって私の前に座った





「胸の音聞きたいんだけど服あげられる?」





フリフリ
ほんとに医者が嫌い、怖いことしかしない







「怖くないよ、大丈夫だから、頑張ろ?」








あ、そうだよ…急に家にきて過呼吸になって心配させてどんだけ私皆に迷惑かけてるの…やっぱ私看護師になれないわ…








「グスッヒックすいま…せんグスッ」








「ん?どうしたどうした?なんかあった?」










「わ、わたしヒックここにきてグスッ過呼吸になっグスッヒックて迷惑だしグスッこんなんじゃヒック看護師ヒックヒックなんてグスッなれない…ヒック…ダメなグスッ人間なんですヒック…」








「落ち着いて落ち着いて。焦らない。迷惑じゃないよ?ダメな人間ではないし、看護師という素敵な夢もってるんだから。大丈夫!落ち着いて。」






「んッハァハァーハアッでも…でも…グスッゴホッ」






「自分を責めないの。時には人に頼りな。俺に頼ってもいいし、もちろん奏でもいいし、真奈だっている。三玲ちゃんには俺たちがついてるからね」






「ゴホッコホッ叶斗さん…ケホゴホッありがゴホッコホッケホゴホとうコホッケホッ」








「うん!いいえ~、ちょっと咳がでてるな…急いで聴診器もってくるな、待ってて!」







そういって叶斗さんは急いで寝室から出ていった。






「ケホッゴホッケホゴホや…ゴホッばいケホッいきがゴホッケホゲホッでき…ないゴホッハァーゲホッ!」






あ~久々の発作だ…辛い…
目の前がゆが…む……