家に帰ったあと真奈と私はちゃんと勉強した





「あーここ分からない~」





「どこ?」







「ここ、何でこうなるのかな」









「あ~そこは私も分からないなごめん三玲、後で二人に教えてもらお!」








「いや、やだ」









「なんで?笑」









「だって話しかけたら絶対検診のこと言われる、私の顔みたら検診思い出しちゃう」







「三玲笑もう諦めよう、絶対忘れてないから笑」









「ホントにやなんだってばぁ~、なんか今回嫌な予感する、」








「大丈夫だって!私がいるじゃん!一緒にいてあげるから!」









「ん~真奈がいるなら頑張れる…………ん~けど~!」








二人で話していると


ガチャッ







「「ただいま~」」








「奏!叶斗!おかえり~」









「おかえり…」









「あれ?三玲元気ないじゃん、どうした?テストダメだった?」






「笑笑三玲はテスト大丈夫だよ、でも…」





「真奈!…」







「え、どうした?笑」








「………」








「真奈、三玲どうしたん?」







「明後日のことだよ笑」









「明後日……あ!あ~定期検診のこと?」









「…ッグス」







「なんで泣くんだよ三玲~いつものことじゃん」
そう言いながら叶斗は涙を拭ってくれた





「叶斗、三玲が嫌な予感するとか言ってたよ笑」







「あ……ちょっとね!ちょっといつもと違うことするだけだよ!な?奏」








「あ~まぁ~うん、真奈が一番嫌いなやつ」








「え、まさか…」








「うん、そのまさか」







「ッグスまさかなに?…」







「それは検診の当日いうよ、明日のテスト集中できないでしょう」








「気になってもっと集中できないよぉ~」









「まぁ三玲なら大丈夫!さ!ご飯食べよ!」









元気のない三玲と叶斗が食事の準備している








「あ、真奈、」








「なに?奏」







「お前も近頃やるからな検査」







「え…それは聞いてないよ」







「うん、だって今言ったもん」





真奈も一気に元気をなくしたのである