隣で気持ちよく寝ている三玲



最近なんだか三玲のこと目でおっちゃうんだよな…三玲がいるとすごく楽しいし嬉しい


やっぱ俺三玲のこと





好きなんだ……



運転中、叶斗はそんな事思っていた






「よし!ついた!車どこかとめる場所~どこがいいかな~」






叶斗は車を近くの駐車場にとめた






「みれーい?おーいみれーい?家ついたよ?聞こえる?」








「……」







「んふっ、起きない。可愛い…」







抱っこしていくか、ここで起こすか…








抱っこしていこ…そう、起こしちゃ悪いからね!うんうん







「三玲ちょっと抱っこするよ~?よいしょっとぉ~???」



え、軽い、
確かに初めて見た時は細いなとか思っていたけど、予想外の軽さだな







「全く、ちゃんとたべなよ三玲…」



そう呟いた、もちろん三玲には聞こえない






と思っていた、








「私はちゃんと1日三食たべてますよ」







と、三玲は目を開け、ニヤニヤしながら言った






「え?!三玲おきてんの?は?え?言ってよ~なんで言わない~いつから起きてたんだよ、もぉ!」





「んふっ、えっとね、ここの駐車場についたときから」











ついたときから?…俺変なこと言ってないよな?あれ?






~回想中~______________




「みれーい?おーいみれーい?家についたよ?聞こえる?」




「……」







「んふっ、起きない。可愛い…」






 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

え、はぁ!まって可愛いっていった、それも聞こえてたってこと?やばいどうすればいい、言い訳する?いや、無理だ






そんな焦っている俺を見ながらクスッと三玲が笑った









やっぱ笑顔可愛い…









「ねぇ叶斗?なんで私が起きなかったかわかる?」







「んーわからない」









「叶斗が私を抱っこしてくれるって言ったから、起きなければどうするのかなって思ってたけど、抱っこしてくれるって言ったから」









「っ!!!!!三玲…」







「私ねよく昔お父さんに抱っこしてもらってて、なんか安心するし嬉しかった。ごめんね?こんな大人が笑」






もうだめだ…

「三玲大好きだ!」


言ってしまった







「っ////」





「三玲の笑顔も仕草も声も医者嫌いなとこも全部全部大好きだ!だからっ!だから!付き合ってください!」










「もちろんです!!!フフフ」







やっと気持ちが伝えられた
ここまで長かったような短かったような…
出会えてよかった





「こんな状況で告白は希少だね♪さすが私たち笑」







「だな笑笑」







「起きたからおろしてからでもよかったのに笑」







「え!あ、そうだった!笑でも三玲が安心するからいいの!」






「ありがとね」








「ついたぞ!ここだよね?」







「うん!えっと、、鍵鍵、あった!今日叶斗うちあがる?」






「明日は…当直だ!あがってく!」







「いいよ笑真奈と奏に連絡しときな」








「だな、あいつらにばれるな付き合ったこと笑帰ったらいじられる~」






あいつらしつこいからな…







「そうだね♪特に真奈が凄そう…」







そう三玲と話しながら家にあがった




「うわ!三玲んちすごい綺麗だな、女の子ってかんじするね!可愛い」





「///あ、ありがと」







「照れてるククッおいで♪今日泊まりたいな、いい?明日の朝真奈と遊びに行くまで一緒に居たい!」




「いいよもちろん♪叶斗最初は見た目クールかと思ってたけど大型犬みたいフフフッ」







「じゃー三玲は小型犬な♪」








俺は今世界一幸せな人かもしれない
今年の運使いきったかな…まぁそれでもいいっか






「私お風呂はいってくるね、その間に二人に連絡しな」







「おう!」






三玲はニッコリと笑ってお風呂に向かった






三玲は天使かな…




それよりあいつらに…はぁーやだな


プルルルプルルル

『はーいもしもしー真奈だよーどうかした?叶斗』





『今日三玲んちに泊まることにしたからよろしく』






『え、、、』





『真奈?どうかし『ええええええ!!!叶斗もしかして!もしかしてのもしかして!三玲と付き合っブチッ』





…………………
うん、これで連絡おけ~










これから二人で頑張ろうな!三玲