私はその日以来学校休みの日は真奈のところを訪れて勉強を教えてもらうことになった



教えてもらっているから最近は徹夜はしてない、ほんとにありがたい


「わぁーやっと今週終わった~明日休みだー!」





「ねぇ~真奈、勉強ばっかだし、息抜きで遊び行こーよ♪ほら!あれ、あそこ!最近新しくできたショッピングモールいこ!」




「あ、あそこね!あそこなんでもあるから、一日中いれるって誰かがいってた!じゃー早速明日の土曜日の10時にうちんちにきて!よろ~♪」



「わかったぁー!たっのしみ~ワクワク」





「全く三玲は子供よね、まぁそこがかわいんだけどさ!」






「え~どこが可愛いのか全くわからない、真奈の方が可愛いから、モデルいける!あ、でもモデルになったら人気でて真奈一人占めできないからやっぱならないで、」





「そろそろ自分の顔の可愛さを自覚した方がいい…危ないんだけど…」






そんなこと言ってる真奈に私は気づかず、一人で舞い上がってるのである











「あ、ねぇ~今日うちんち寄ってってよ!三玲が欲しいって言ってたコスメポーチ買ったから渡したいんだけどさ」








「え!?ほんと?嬉しい!!!ありがとう!!!好き好きすき~」







そういってるうちに真奈のマンションまでついてしまった





「そういえば、なんで真奈って叶斗と奏と一緒に住むことになったの?」




「えっとね…元々叶斗と奏が一緒に住んでたらしくてそのあと私が奏と付き合うことになって一緒に住もうってなったんだけど、この周辺の土地って人気らしくて家がすぐ見つからないから見つかるまでってことで三人で住んでるの、まぁ~今は充実してるからこのままなんだけどね」





「へぇ~…私も欲しいな…彼氏…」






そう思った私は叶斗を思い浮かべた


いやっ!なんで叶斗を!…







「ニヤッ三玲、今誰のこと思い浮かべた?もしかして、叶斗?」







「…」





「図星~笑やっぱり、だと思ったわ!」






「お、思い浮かべただけだし!なんだし!確かに優しいし!もう///!てか!家ついたよ!ほら!」





「全く、照れ隠せてないけどね~、」






ガチャンッ


「ただいま~」








家にはいって見ると2人ともいなかった







「今日は2人とも当直じゃないからもうすぐで帰ってくると思うよ、今日三玲ここでご飯食べてく?」








「いいの?食べてく!」









「りょーかい!じゃー私夜ご飯作るからそこら辺でテレビでもみてなよ」











「真奈ありがとう♪」








「どういたしまして~あ、あとちょっと待ってて!」



「??」













「はいこれ!コスメポーチ!これ結構人気なんだね、在庫どこにもなくて、でも三玲のために探した、感謝しなさいよ?笑笑」








「わぁ!!!ほんとありがと♪一生大事にする!」









「喜んでもらってよかったよ♪」









それから1時間くらい後に2人が帰って来た



ガチャンッ


「「ただいま」」







「「おかえりー」」





「あ、三玲いたんだ!」







「うん!ご飯ここでたべてこうかなと思って、叶斗仕事お疲れ様、奏もお疲れ!」








「ありがと!」









「よし!ご飯できた!今日は張り切ってビーフシチューを作りました!」






「お~うまそうだな、さすが俺の彼女だ♪」








「もう////」










2人とも照れてて可愛い…








さぁーてテレビでも消してご飯食べよっと







『ここで速報です、本日18時30分ごろ○○市で通り魔事件がありました、被害者の女性は何者かに刃物で切りつけられましたが軽症でした、犯人の特徴は全身真っ黒で靴が蛍光の黄色、背も高いということです、まだ見つかってはいませんが……』







「え、怖い、しかもこの近くだ…どうしよ帰り…」







「最近多いなこんなニュース、三玲今日帰り送ってく、危ないしな」






「え、叶斗いいの?」







「もちろんだ♪」







「ありがとう(泣」







「泣くなって、女の子を守るのが男の使命だ」







ドキッ


なにこれ、なんだろう、この感じ、嬉しいというか守ってくれるなんて…ほんと叶斗は優しい










(んふふ、三玲可愛い顔赤くなっちゃって)




真奈がこの時こんなこと思っていたなんて三玲は気づかなかった