「姉ちゃん…戻ってきて!」



必死に俺たちは叫んだのに
姉ちゃんは起きてくれなかった…





「……ご臨終です」


その言葉と共に先生達は姉ちゃんに
繋がっている機械を取り外していく



大輝さんは立ち尽くし泣いて
橙真さんはベッドの手すりを掴んだまま
しゃがみこみ泣いて
柚月さんは姉ちゃんの顔を頭を優しく
撫で姉ちゃんの涙を拭って泣いていた



だけど、姉ちゃんすげぇ幸せそうな顔