俺は救急車を呼びずっと姉ちゃんを
抱き抱えている
姉ちゃんの血が俺の服や手につくたび
怖かった、止まらない血
溢れて出てくるドス黒い血に
姉ちゃんが死ぬんじゃねぇかって
姉ちゃんの目は徐々に閉じていき
救急車が来た頃にはもう既に
姉ちゃんは動かなくなっていた
一緒に救急車へ乗り
搬送先に着く前姉ちゃんは
心肺停止になった
「お…おい…姉ちゃん!!姉ちゃん!!」
救急隊員はすぐに心臓マッサージなど
必死だった
それからすぐ病院につき手術室へ
俺は陽斗に電話をした
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