颯馬は倉庫から学校に行くと言って
私は柚月に送ってもらい1人家に帰った



1本の着信が鳴った
知らない番号



「もしもし」



「見つけたよー、瑠美ちゃん迎えに行くからね」

それだけ言うと電話が切れた
忘れもしないあの声
私の背筋は凍り付いて
動けないでいた



「うそ…」



私はやっと動けた時
颯馬に電話を掛けた

朝8時


颯馬はまだ学校には行ってないだろう



「もしもし姉ちゃん?」



「颯馬?変わりはない?大丈夫?」

颯馬の方に連絡はいってないか
なにかおかしな事がないか気になり
聞いてみた