走ってる途中バイクの爆音が近付いてきて
後ろを見るとバイクの軍団だった


「もしかして…」

私はぼそっと呟き私の考えは当たり



「おっす!!」



「陽斗!!!」



「柚月は後ろにいる!!」

そう言って幸せそうに笑う陽斗
大輝達も気付き
それから私たちは並んで走り続ける


周りからすれば暴走族の軍団だろう




「山に行くけど、どうする?!」



「俺達も一緒に行きます!!!」

そう言うと陽斗は何やら腕を上げて
なにかの合図を送ると
後ろの人もそれを伝えるかのように
同じ動きをしている