「瑠美はここの先にいる」


「守ると違ったんだろ?」


「あんたら一体誰なんだよ、
なんで俺らを知ってんだ」



その人たちは首を横に振り答えられないと示した


女と男は俺に近付き俺を抱きしめた
何故かすげぇ温かかった
その温もりを知ってるとも思った


「颯馬、行きなさい」
そう聞こえたと同時にその空間は一気に
風が吹き始め風に乗って瑠美の声が聞こえた


「颯馬!!颯馬!!」

俺は必死に走り、走った先は光に包まれて
目を開けると瑠美がいた。


ー颯馬side endー