未来へ続く道



気付けば朝になっていて私達は
いつの間にか眠っていた


日曜日だから陽斗も学校はなく
それからも付きっきりで颯馬の傍にいようと
するから私はさすがに家に帰した




「颯馬…ちょっと離れるけど
安心してね、すぐに戻ってくるから」

一声かけて通話できるスペースに行き
あれから電話をかけられずだったから
柚月に連絡した
何件も着信が着ていたから心配してるだろう



「も「瑠美!!お前連絡つかねぇし、心配したんだぞ!!」」


「ごめん…今病院にいて」



「病院?なんかあったのか!!」



「颯馬が事故にあって…」



「颯馬が?大丈夫なのか?俺もすぐに「大丈夫、また連絡する」」

そう言うと私は電話を切って病室に戻る