気持ちを落ち着かせて柚月のことを ちゃんと考えたいと思ったから 「そっか、分かった」 「おーい、ほら」 そう言って大輝は飲み物を買って戻ってきた 柚月の顔を見て私は微笑み 柚月も照れくさそうにはにかんだ 私達の肩が触れるか触れないかのこの距離 手を伸ばせば届く柚月 私の胸は高鳴る一方だった