まさか颯馬が暴走族に入って総長
なんて思いもしなかった。
それから私達は順番にお風呂に入り
先に颯馬は寝に行った
だけど、私が知る限り
颯馬は私と一緒にいて
喧嘩してたなんてそんな素振りはなかった
深夜2時になり私もようやく寝た
ーーピピピッピピピッピピピッ
朝7時目覚ましがなり颯馬のお弁当を作り
颯馬を起こした
「…はよ」
「おはよう」
朝ごはんを食べて颯馬はいつも通り家を出る
もしかして、学校行ってないってことはないよね?
ふと私の勘が働いた
跡を追おうかと思ったけど
何かあれば昨日みたいに
なにか話してくれると思って追わずにいた



